高額な過払い金請求の事例

年齢的には70近い方なのですが、借金が5,000万円程ありまして、毎月の返済額は80万円くらいで、返済しきれないと言うことで弁護士に相談して、自己破産を希望していたのですが、過払い金の引き直し計算を行った結果、この時点で借金は払い終わっている事が分かり、更に過払い金が1,500万円も発生していることが判明しました。

判明してからは過払い金返還請求をする行動は早く、すぐ貸金業者との交渉が始めたのですが、さすがに金額も大きかったので交渉は捗らず、予想していた通り裁判までもつれ込むことになりまた。

あまりにも悪質で高額な金利を付けていたので、請求金額は弁護士費用と慰謝料などを含めて1,700万円としたため、貸金業者も裁判で激しく抵抗してきました。

もちろん移送の主張やみなし弁済、消滅時効など、あらゆる主張をしてきたので、裁判も長期化することになったわけですが、貸金業者の主張を1つずつ打ち消していく必要があるので、和解を成立させるまでに1年近くの時間がかかってしまいましたが、最後の判決の手前で訴訟外和解を成立させることができたのです。

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和解を成立させるテクニック

和解を成立させるテクニックとして、過払い金を全額支払う代わりに弁護士費用や慰謝料は取り下げることにし、何とか相手を納得させることができたわけですが、過払い金の支払いに関しても、一括ではなく12ヶ月に渡って分割で支払われることになり、1,500万円の過払い金を勝ち取ることに成功したのです。

過払い金を取り戻すまでに苦労しましたが、苦労した分弁護士にかかる費用も大きくなり、270万円を報酬として支払ったのですが、正直、このような状況で一般の人が過払い金を全額返還することは至難の業です。

長期間に及ぶ裁判と、激しい貸金業者とのやり取りがあり、和解するライン引きが難しい裁判でしたので、個人で最後まで戦い抜くことは難しいです。

過払い金回収は自分で手続きを行って、裁判を起こすことも確かにできますが、場合によっては、自分ひとりで戦い抜いて勝利を収めるのは難しい場合もあるので、厳しいと感じたら早い段階で弁護士に無料相談してみましょう。

裁判になってくると、相手との交渉の機会も増えますが、自分の考えをしっかり持っていないと、丸め込まれてしまう危険もありので、貸金業者に対応するには、どのあたりで和解するのかを決めておき、最低でもいくら返還したいのかを具体的に確認してください。